電気料金は、「基本料金」+「電力量料金」+「再生可能エネ賦課金」の3つのパーツに分かれている。基本料金は電気の使用量に関係なく毎月発生する料金。一方、電力量料金と再エネ賦課金は使用量に応じて計算される。また、基本料金は契約電力(契約アンペア数)によって決まる。
*ご自宅に備え付けられた分電盤のアンペアブレーカーを見れば、契約電力(アンペア数)を確認できます
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電気自動車はガソリン車と違い家で充電することが多い。
ライフスタイルに合う電気契約を選び、スマートに充電しながら
電気代を節約していきましょう。
一般サラリーマン、OL
毎日電車またはバスで出勤している。
車を持っているが週末のドライブや買い物にしか使わない。
そのため、平日は基本的に家の駐車場に停めている。
低
月間走行距離:
400—600キロ
節約ポイント:車は基本的に家の駐車場で停めているので、充電時間は柔軟に調整可能。そのため電気代が安い時間帯を狙って充電することができる。週末の外出に向けて平日1日数時間電気代の安い時間帯にゆっくり充電しても、5日間で満充電になる。平日のチョロっと充電で週末のドライブを楽しもう。速く充電する必要はなく、チョロっと充電でいいので、3.2kWまたはそれ以下の出力の充電器を選ぶといい。
あなたにおすすめな電力プランを見るデザイナー、ITエンジニア、
ライターなど
仕事柄で会社へ通勤する必要はなく、
基本的に自宅で仕事をする。
車移動はスーパーへの買い物や、週末の外出くらい。
低
月間走行距離:
100—400キロ
節約ポイント:車は基本的に家の駐車場で停めているので、充電時間は柔軟に調整可能。外出する時を除いて、車は充電可能なので、電気代が安い時間帯を狙って充電しよう。平日1日数時間電気代の安い時間帯にゆっくり充電しても、5日間で満充電になる。
あなたにおすすめな電力プランを見る地方の工場や倉庫で働く方など
毎日車で通勤しているが、
週末は基本家で過ごすため車も駐車場に停めっぱなし。
週末に使うのは、近所のスーパーへ買い物に行くくらい。
職場は自宅から20キロ程度なので、
毎日車を使うとはいえ、たくさん走っているわけではない。
中
月間走行距離:
800—1000キロ
節約ポイント:平日は車で通勤しているが週末は家に停めっぱなしなので、週末に集中的に充電し、平日の通勤に向けてバッテリー100%まで充電するのがポイント。必要であればたまに夜に充電することも可能。1日の通勤距離が20キロ程度であれば、5日間で100キロ。週末の電気代が安い時間帯に充電すれば、月曜日の朝には満充電で、バッテリーは金曜日まで持つだろう。 *車種によって差があります ちなみに職場に充電器が設置されていれば、仕事中に充電ができるためこれ以上便利なことはない。職場充電をぜひ会社に提案してみてください。
あなたにおすすめな電力プランを見る自営業、外回り営業、配送員、
電気工事技術者など
車は命! 毎日の仕事には車が欠かせない。
車でお得意先やお客様へ訪問したり、
たまに遠方まで行くこともある。
仕事の時間も不規則で、平日・週末を問わず仕事をする。
高
月間走行距離:
1000—2000キロ
節約ポイント:車をガッツリ使うので、充電時間は柔軟に調整できるわけではない。しかし、充電予約の機能や電気契約をうまく活用すれば、安い時間帯に自動的に充電されるように仕掛けることができる。ポイントは、夕方など電気代が高い時間帯は充電せず、夜中または太陽光が照っている昼間の電気代が安い時間帯に充電すること。もちろん外にいる時は公共の急速充電器で充電することも可能だが、自宅充電をうまく活用できれば、充電でかかる電気代を大幅に削減することができる。
あなたにおすすめな電力プランを見る自営業、フリーランス、
大学生など
とにかく車でどこかへ出かけるのが好き。
ふらっと大自然に囲まれる場所へキャンプに行ったり、
川沿いのテントサウナで整えたりしている。
電気自動車なら車中泊も居心地がいいし、
V2Lで車の電気を取り出して料理もできる。
中
月間走行距離:
800—1000キロ
節約ポイント:自由気満々に生きているので、時間を調整して充電するのではなく、気が向いたら充電プラグを挿しておく。電気代は時間帯別で変動するが、時間をいちいち気にするのではなくアプリでスケージュル充電する、または安い時間帯に自動充電される電力プランに契約すれば、とりあえず充電プラグを挿しておくだけでシステム側で全て調整してくれる。
あなたにおすすめな電力プランを見る社長、
会社役員など
日々多忙な業務に追われながら、
週末はお客様とのゴルフ接待。
仕事でもプライベートでも毎日車に乗っている。
速くて効率よい充電することが大事だと考える。
高
月間走行距離:
2000—3000キロ
節約ポイント:日々車でどこかへ出かけているので、効率良い充電が鍵となる。充電予約の機能や電気契約をうまく活用すれば、安い時間帯に自動的に充電されるように仕掛けることができる。ポイントは夕方など電気代が高い時間帯は充電せず、夜中または太陽光が照っている昼間の電気代が安い時間帯に充電すること。また電気代を安く抑えることよりも、効率の良い速い充電がしたい場合、出力の低い充電器ではなく6kWや8kW充電器を選ぶといい。*全ての車が6kWや8kWに対応しているわけではないのでご注意ください
あなたにおすすめな電力プランを見る主婦・主夫、
パートタイマーなど
夫または妻は毎日仕事で家におらず、
主婦・主夫で家の家事や育児を担当。
たまにパートタイムで近所のスーパーや会社で仕事をする。
車は食材・日常用品の買い物と
たまに週末に外出する時に使う。
低
月間走行距離:
100—400キロ
節約ポイント:車は基本的に家の駐車場で停めているので、充電時間は柔軟に調整可能。パートタームに行く時を除いて、車は充電可能なので、電気代が安い時間帯を狙って充電しよう。週末の外出に向けて、平日1日数時間電気代の安い時間帯にゆっくり充電しても、5日間で満充電になる。
あなたにおすすめな電力プランを見る近年の異常気象や海面上昇が及ぼす影響は大きい。
電気自動車に乗った方がCO2排出量を
半分以下(※)まで減らせるし、
100%再生可能エネルギーの電力プランを選べば、
生活で生み出すCO2を減らすことができると考えている。
節約ポイント:100%再生可能エネルギー(CO2フリー)の電力プランがあるため、再エネ電源または再エネ指定非化石証書発行により、自宅で消費する電気によるCO2排出量を実質ゼロにすることが可能。個人が貢献できる「脱炭素」なら、少しだけお金がかかってもいいと思えるなら、ぜひ100%再生可能エネルギー(CO2フリー)の電力プランを選びましょう。
※走行時におけるガソリン車と電気自動車のCO2排出量
電気料金は、「基本料金」+「電力量料金」+「再生可能エネ賦課金」の3つのパーツに分かれている。基本料金は電気の使用量に関係なく毎月発生する料金。一方、電力量料金と再エネ賦課金は使用量に応じて計算される。また、基本料金は契約電力(契約アンペア数)によって決まる。
*ご自宅に備え付けられた分電盤のアンペアブレーカーを見れば、契約電力(アンペア数)を確認できます
電気代は世帯数(電気を使用する人数)、お住まいの地域、また季節によって変動する。一般的な電気代は次の通りだが、家庭によって電気使用量が大きく変わるのでご参考までに。
6,035円
10,002円
11,581円
12,371円
13,456円
16,241円
1月
12,348円
2月
13,795円
3月
14,190円
4月
12,248円
5月
10,665円
6月
9,210円
7月
8,848円
8月
10,450円
9月
11,600円
10月
10,931円
11月
9,876円
12月
10,502円
出典:総務省統計局(家計収支編 単身世帯・2人以上世帯)
電気自動車(EV)に乗り換えると契約電力を上げるので、電気代の基本料金が上がる。ぱっと見、EVライフは出費が上がって損してしまうように見えるが、電気自動車の充電でかかる電気代と、ガソリン車に乗る場合のガソリン代を比較すると、電気代は圧倒的に安い。また電気自動車はオイル交換などのメンテナンスが不要なので、ガソリン車よりもランニングコストが低い。
*豪雪地帯の地域では冬に大型暖房機器を使用する場合は下記の契約電力よりも大きく契約されることが多い
*太陽光パネルや蓄電池、またはV2Hをご利用の場合は当てはまらない可能性があります
EV充電がお得になるような電気契約に切り替えた場合、ガソリン車の4分の1しかかからないこともあり得る。1ヶ月で800キロ走行した場合、電気自動車の充電でかかる電気代は同じ距離を走ったガソリン車でかかるガソリン代の3分の1。EVユーザー向けの電力プランに切り替えると更に安くなる場合がある。